皆さん、おしゃれは好きですが?私は大好きです(ただしおしゃれとは言っていない)。毎週のように服屋さんを覗きにいって、あれもこれも欲しい!という誘惑と闘いながら、必死に手持ち金と手持ち服の組み合わせで最大限有効活用できるように、、、なんて考えながらどんどん増えていく洋服たち。
妻からは買ったら処分しろと怒られるので、どれを処分するか一通り悩むのですが結局処分できず、、みたいな状況を繰り返し今に至ります。(あるあるですよね?)
そんな私ですが学生時代を振り返るとファッションに無頓着で絶望的にダサかった頃をよく思い浮かべます。特に大学生時代なんかはお金もなかったので毎日着ている物といえば
トップス:スーパーの衣料品売り場で買ったセール品のTシャツ
ボトムス:中学時代から愛用のくたびれたジーンズ(意味不明なダメージ付き)
靴:クロックスもどき(300円くらいのやつ)
or
上下ユニクロのスウェット。
これで学校に通っていたのですから今の自分と比べるとある意味勇者です。
私学の文系学部だったこともあり、周りにはオシャレな人がいっぱいいたのによくこんな風貌で生活できたなと驚くばかり。今考えればもっとオシャレしておけばよかったなと真剣に人生やり直したいレベルで後悔してます。
人生の転機、彼女からの絶望
そんな大学生時代でしたが転機が訪れます。なんと彼女が出来たのです。ここでも今思い返せばよくこんな風貌で彼女出来たなと思います。
しかし世の中はそんなに甘く無い。初めてデートするとなった時にようやく気づくのです。「デートで着れる服なくない?」
さすがにデートにユニクロの上下スウェットを着てはいけないとのは知ってましたので、焦りに焦って服屋に直行。これまでスーパーのセールで鍛え抜いてきた知識で当時カッコいいと思った服を購入!
まさにこんなイメージで、マジでカッケーと思いながら購入しました。当然デートで着用の勝負服に昇格!!
そして待ちに待ったデート当日。気合を入れて、ルンルン気分で待ち合わせ場所に到着し待つこと数分後、彼女到着。そして驚愕・絶句・絶望。今でも忘れられません。あの時の顔を。そして一言。
「となり、歩きたくない」
私の人生振り返っても一番心に刺さった一言。いまだにトラウマを植え付けられている言葉ですが、仕方ありません。私が悪いんだもの。
いま冷静に振り返るとこの服装絶対なしだなと思いますよ?
でも当時の私の感性だと格好良いと思ったんだもの。仕方ないですよねー。
結局この日はそのまま別れてしまい、残った虚無感から私は決意したのでした。
すこしはおしゃれになろうと。
おしゃれへの第1歩
学生の頃の思考として、服は着れたらなんでもいいやと思ってましたので、スーパーのセール品を着ていてもなにも疑問を持ってなかったんですよね。
でもこの時はなんとか彼女に認められたい一心だったので必死に考えました。
もともとの考えとしては服にお金はかけたくないと思っていた私。結局ここで同じように安物で済ましてしまうと結局何も変われず、「となりを歩きたくない」と言われるのは目に見えています。
そこで閃いたのは「自分が満足いくアイテムに最大限投入できるお金は投入しよう。」という作戦。幸い、何かお金をかけてものを買う時はとことん調べ納得ができたものに納得できた金額をだして購入する性分でしたので、選ぶ時間はとことん楽しかったです。
自分なりの研究の結果、興味を持ったのが「エイジング」や「経年変化」という言葉。ファッションなんて全く無知の私でしたが「1から自分の形に育て上げていく」というロマン溢れる言葉が魅力的で、そこから最大限の予算をつぎ込んで買えるものは何かを調べ出しました。
で、たどり着いた答えが革靴とリジットジーンズ。
今の自分にも繋がる源流みたいなものがここで出来たのでした。
結果として購入したのが
革靴:ど定番のドクターマーチン
ジーンズ:DENHAMのリジットジーンズでした。
初めて自分が選び抜いたアイテムをお店で購入し、ショッピングバッグをひっさげてルンルンで帰る高揚感は今でも忘れられない、感慨深いものでした。
この高揚感がたまらなくて、気がつくと購入した革靴とジーンズに合わせられるアイテムはどんなものがいいか?と考え出すように。おしゃれになりたい欲がどんどん生まれ、ファッションというこれまで自分には全く接点がない分野に興味を持ちはじめたのでした。(こうして人はファッションの沼にハマっていくのでしょうね、、、)
最終的に、前回私をどん底に叩き落とした彼女からも、マシになったと認められ、人並みにおしゃれができるようになったのっちナナオでしたとさ。
(※この彼女と妻は別人です)
こんな自分だったからこそ届けられる内容があるはず。
学生時代おしゃれに目覚めたことを書いてきましたが、今の私がおしゃれなのか?と聞かれるとぶっちゃけ平凡。ほんとのおしゃれさんからすると、全然おしゃれじゃないやんと突っ込まれるレベルではないかと思います。そんなレベルの人がおしゃれを語るなと言われるかもしれません。そんなレベルの私が「こんな着こなしすればおしゃれになれます!」なんて情報を発信していこうだなんて思ってません。
じゃー、何が言いたいかというと
おしゃれって楽しくないですか?人生変わるくないですか?
たったこれだけのこと。
彼女に貶されるくらいダサかったところから、自分が本当に気に入ったアイテムでおしゃれの世界に引き込まれた私。ダサいって思われたくないと奮起したことがきっかけで私の価値観を全く別のところに飛ばしてくれました。
(なんならこのきっかけもダサいけど、、、)
でも変わるきっかけなんて人それぞれ。私のきっかけがそこにあっただけ。
別におしゃれに興味ないなーって人が私のnoteを見て、案外おもしろい世界なんだなと感じてもらえればそれがきっかけなんだと思います。オシャレに興味を持つきっかけなんて人それぞれ。きっかけがこの記事でもいいじゃない。
このブログではそんなのっちナナオがお届けする、ファッションみんなで楽しもうよ。という内容のブログとなります。よかったら見ていってください。
それではまた。のっちナナオでした。
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