この記事では実体験をもとに革靴の個人輸入についてご紹介していきます。
※この記事は執筆時の1£132円で計算しています。
※海外ページリンク多数ありますがブランド公式のものなのでご安心下さい。
革靴好きの方ならご存知の通り、イギリスにはノーザンプトンという、革靴の製造工場が集まった地域があります。イギリスといえばスーツの聖地ともいわれていますが、スーツと必ずセットになるのが革靴。革靴の聖地もイギリスのノーザンプトンにあるんです。で、ノーザンプトンの何がすごいって、ここでは工場で出たアウトレット品やサンプル品をお得に買い物ができるんです!
リンクはノーザンプトンの公式サイトですが見てもらえればわかる通り、新着情報はセールのお知らせがいっぱい!
革靴好きにはもう行くしかない!ということで今年のGWに旅行計画をひたすら練っておりました!でもね、、、残念なことにコロナウィルスの影響もあり、GWに予定していた旅行は泣く泣くキャンセル。でも革靴は諦められない!ということで思いつきました。
【輸入しよう!!】
購入ブランドを決定!
ノーザンプトンにはほんとうに革靴ブランドが多く、どのブランドを選ぶかとにかく悩みます。
ざっとあげるだけでもこんな感じ。
- BARKER SHOES
- CHURCH’S
- CROCKETT & JONES
- DR MARTENS
- EDWARD GREEN
- FOSTER & SON
- FRANKLIN
- GAZIANO & GIRLING
- GEORGE COX
- GRENSON
- JOHN LOBB
- JOHN WHITE
- JOSEPH CHEANEY
- LOAKE
- NPS SHOES & SOLOVAIR
- SANDERS & SANDERS
- TRICKER’S
ここから選択するわけですが、旅行を計画してる段階から狙いのブランドは実は決まっておりまして、Tricker’s(トリッカーズ)1択でした。というのもお恥ずかしながらブーツといえばREDWINGをはじめとするザ・アメカジしか知らなかった学生時代の私。そんな私にドレスライクなブーツがあると教えてくれたトリッカーズは思い入れも深く、絶対に購入したい1足になっておりました。中でもトリッカーズ の代名詞ともいえるカントリーブーツへの憧れは人一倍あり、今回狙いを定めたのはこの1足。
この大人な佇まい。もうほれぼれしすぎてやーばいです。
ただ国内の実店舗で購入の場合は8万円近くし、Amazonで並行輸入品を購入したとしても、43850円は高い。現地価格で個人輸入するのがやはり最強かと思い、情報集めに走りました。
いざ情報収集へ!
まず見つけたのが現地の公式サイト。
公式サイトで見ると445£。日本円にして58740円。日本正規店で購入するのを考えると安いけど、Amazonの並行輸入品より高い!Amazon最強説が頭の中を駆け巡りましたが、ここで諦めるわけには行かないと再奮起。Google先生に同じように個人輸入した人のブログを教えてもらい、有力な情報をGET!
なんと現地トリッカーズ の公式アウトレットサイトがあるではないですか!!
↓↓アウトレットリンク
余談ですがこのアウトレットの情報はなかなか出てきてくれなかったのでほとんど浸透していないのだと思います。この情報だけお金取れるんじゃないかな、、、
サイトを物色してるとありました、カントリーブーツ!!国内だとバートンという名前ですが本国ではストウと呼ぶみたいですね。
(購入時から在庫一掃セールがあったため、実購入分がなくなっておりました。カントリーブーツに変わりなく、同価格でしたので代わりに載せてます。実際の購入品の紹介はこの記事の最後に)245.83£、日本円で32450円。国内正規店の半額以下の圧倒的安さ!
いける、いけるぞーーー!
ブランドページからの購入方法
まず最初にすべきことは上部の【ROW】ボタンをクリック!
【ROW】をクリックすることで自分が英国含むEU諸国在住か、その他在住かの意思表明をします。そうすると商品価格がEU圏外向けの価格へと変わるため、価格表示が安くなります。
というのもイギリスでは革製品の消費税が20%適応となります(た、、高い、、)が、これはあくまでもイギリス内でのお話。EU圏外から購入するのであれば、消費税は関係なくなりますからね。最初にクリックしてEU圏外向けの価格で表示されるようにしてしまいましょう!
そして気になる商品を物色し、気に入った物があれば、カートに入れます。
手順としては
1.サイズを選択
2.ソール(靴底)のタイプを選択 靴によってはレザーソールなども選べます。
3,ADD TO BAG!(カートに入れる)の順で選んでいきます。
購入物が決まれば購入手続きをしていきましょう。
ショッピングバッグ欄に進み、配送先の国・住所・郵便番号を入力します。
入力を終えればcheckout!
チェックアウトを進むと配達先住所の詳細入力となります。
※海外サイトなのでもちろん英語で入力が必要になります。
住所なんか英語入力わーからんという方はGoogle先生に聞いてみてください。
配送先の入力を終えれば支払い方法の作成になります。
sage payかPayPalのどちらかが選択できます。日本の場合だとまだPayPalの方が浸透してますのでオススメはPayPal。
ここまで終えればようやく購入完了となります!お疲れ様でした!
配送料は?関税は?配達までにかかった日数は?
もう画像あげてネタバレしてますが、英国からの配送料金は25£でした。
靴代金245.83£+配送料25£=270.83£がまず初めにかかった金額。
日本円にして35749円。
ただこれでは終わらず、輸入には関税が必ずついて回ります。
革靴を輸入するときに気になる関税ですが、基本的には下記計算式となります。
https://miura-na-hibi.com/kawagutsu-import-matome/
支払額×0.6×0.3=(1)
(1)×0.08=(2)
各社手数料=(3)
(1)+(2)+(3)=課税額(A)
(A)が4300円以下の場合は、4300円が固定額として課税。
細かい計算はおいておいて、今回の輸入にかかった関税額は、、、5600円でした!
(今回の購入は妻のも同時購入だったのでもしかすると1足だけ購入の場合は値段変わってくるかも、、、)
ということで合計41349円!
Amazonの並行輸入品が43850円でしたので少し安く購入できましたね!
(ほんとに少しだけ、、、)
また配送にかかった日数ですが決算完了後おおよそ1週間で到着しました!
国境を越えての発送で1週間で到着てすごい早くないですか?
イギリスから日本までの発送はDHL。
国内の配送は佐川急便というのが今回のルートでした。
お住まいの地域によっては変わるかもしれないので参考までに。
国境を超えて到着!!
【!!でーん!!】
ということで購入したのがこちら。どうですか?めっちゃかっこよくないですか?
国内で一般的な表面がツルッとしたレザーとは異なり、グレインレザーというシボ感のあるレザーを使用しており、レザー自体が堅牢な耐久性を持っているんです。つまりながーく愛用できる革靴になってるんです!これからどんどん履いて自分の足に馴染んでいくのがすごい楽しみです!コロナの自粛期間が終わったらどこに履いて行こうかしばらく眺めながら楽しみたいと思います。
革靴個人輸入のメリットデメリット
今回の輸入で分かったことまとめます。
メリット
・国内正規店に比べると格安で購入できる。
・国内で流通が少ないモデルも購入できる。(今回購入したのがまさにこれ)
・英国のセール時期は、セール価格で購入できる。(国内ではほぼセールなし)
デメリット
・定番モデルの数は少ない。サイズ欠けが多かったし、そもそも型数が少ない。
・サイズ感が届くまで不安。
・商品不具合や問い合わせはやり取りをメールで対応しなければならない。
ざっとこんな感じでしょうか。
個人的には国内で流通が少ないモデルを購入できたのは好印象!
今回購入した型の場合、定番モデルだと光沢のあるレザーですが、シボ加工をしたグレインレザーモデルのため、国内では数少ないモデルを購入できたと思います!
国内では高くて手が届かなかった憧れの革靴。海外通販も検討されてみてはいかが?もしかしたらお得に買えちゃうかもです!!
それではまた、のっちナナオでした。
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