以前の記事で紹介した遠路遥々イギリスからやってきた、Tricker’sのカントリーブーツ、ストウ。
基本的には頑丈な作りになっている靴なので長く愛用出来るのは間違いありませんが、より長く愛用するための必須アイテムがシューツリー。
しかしながら革靴を購入する度に感じるのは、どのシューツリーであればサイズが問題なく使用できるのか、という疑問。
純正品を買えばこんな疑問を抱かなくてもいいのですが、国内で純正シューツリーを購入しようとするうと2万円近くなってしまうので、代用品があるならばそっちを使いたい!といのが正直なところ。
そこで今回は私がTricker’sのカントリーブーツ用で購入したシューツリーとその結果についてまとめていきます。
なぜシューツリーが必要なの?
そもそもなぜシューツリーが必要なのか。
革靴を履いて歩く毎に足指の付け根の箇所が足に動きと連動し、革靴にシワがついてきます。(画像の赤丸箇所)
このシワを伸ばさないままに履き続けるとシワがだんだんと深くなり、最終的には革がヒビ割れを起こしてしまい修復不可能な状態となってしまいます。
このような悲劇を防ぐために着用後はシューツリーを入れてシワを伸ばしてあげる事でシワが深くなることを防ぎ、結果的に革靴の寿命を伸ばすことになります。
そのために靴とシューツリーのサイズ感が非常に重要なのですが、このサイズ選びが非常に難しい。シューツリーが大きすぎるとそもそも靴に入らないですし、逆に小さすぎると革が伸びてくれないので、シューツリーを入れる意味がなくなってしまいます。
ということで今回のシューツリー購入も悩みに悩んで購入しました。
実際の購入品
改めて購入した革靴がこちら。
Tricker’s カントリーブーツ
モデル名:ストウ(STOW)
サイズ:6 1/2
Tricker’sはイギリスブランドなのでサイズ表記はUK表記となります。
ブランドによって若干差はでますが、日本サイズ換算で25cm相当となります。
で、購入したシューツリーがこちら。
AmazonでMかLの2サイズ展開でした。
Mサイズの場合、Amazonでのサイズ表記は26.5-28cm。
Lサイズの場合、サイズ表記は27.5-29.8cm.
Lサイズは明らかに大きすぎるので候補から除外。
Mサイズでも表記上は最低サイズから見ても大きい印象でしたが、賭けにでてMサイズを購入。
使用感
サイズ感
結果的に賭けには大勝利。試しに入れたところバネの可動域の8割ほど閉まった状態で入れられたので、サイズ的にはジャストフィット。ただ甲部分に関してはジャストフィットではなく数mmの隙間が空いてしまいうので、ここだけが少し残念ポイント。
とはいえ甲部分のシワに関しては問題なく伸びてくれたので、シワを伸ばすという本来の目的は充分に機能してくれている。
便利機能
使用してみて良かったなと感じたことをいくつか。
下の画像の赤丸部に注目。
通常の短靴用のシューツリーに比べると、靴に入れる時の折り曲げ可動域が広くなりようにカットが入っている。これがあることで非常に入れやすくなっているので、シューツリー脱着でストレスを感じることがない。
また、素材にレッドシダーを使用していることも高評価。
レッドシダーは除湿・脱臭効果がある木材。革靴が臭くなる原因である、湿気を取り除いてくれるし。木材自体に脱臭効果を持っている。つまりこれを入れておくだけで臭いの原因を取り除いてくれる。
まとめ
お恥ずかしながらこれに出会うまで知らなかったのですが、ブーツ用のシューツリーなるものがあるんですね。確かに、短靴用のシューツリーを使用すると、ブーツの足首より上あたりが形崩れしてくるので、足首あたりまで形状保持してくれるブーツ用というのは非常にありがたい。
純正品なら2万円近くかかるところ、5000円でおつりが出る価格で購入できたのは嬉しいポイント。
Tricker’sのカントリーブーツに合うシューツリーを探しているという方は是非参考にしてみてくださいね。
それではまた、のっちナナオでした。
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