夏のパンツスタイルって難しいいんです。
何より暑いから。
下手にハーフパンツを着ると子供っぽくなってしまうし、かといってロング丈は暑い!
とはいえロングパンツを履く機会が多くなるのですがとにかく汗をかいてしまいます。
なので汗をかくこと前提で履くしか無いのですが、そうなるとあんまり高級パンツは履きたくない、、、という気持ちになってしまいますよね。
となると夏に履きたいパンツといえば、シルエットが良くて、汗をかいてもがしがし洗えるコスパ最強のパンツ。ということが条件にになりますよね。
この条件をクリアしてくれるパンツといえば、【シェフパンツ】で決まりではないでしょうか。
シェフパンツとは?
シェフパンツとは、字のごとし、もともとはコックさん(シェフ)のワークウェア発祥のパンツです。
シェフの戦場である厨房というと、火を使うし油が跳ねるし暑いしと非常に過酷な環境。
だからこそシェフが着る服は機能的で、かつがしがし洗えるワークウェアが求められます。
イメージ図↓
このディティールを街着に落とし込んだのがシェフパンツなわけです。
シェフパンツの特徴
シルエット
1番の特徴はそのシルエット。
腰回りはゆったりと、裾に向かった緩やかにテーパード(細くなっていくこと)がかかったシルエット。
というのも、本来の使用環境は厨房なので、裾がダボダボだと踏んづけて転倒すると包丁や鍋をひっくり返してしまいますからね。
本来はこういった機能的なものなのですが、街着へ転用する時にはこれがそのままデザインとして生きてきたわけです。
テーパードが効いてくれることによって、足を細く長く見せてくれる効果があるので、結果的にシルエットが綺麗になるわけです。
また腰回りは結構ゆったりしてますが裾は少しタイト目ということでシルエットとしてはメリハリが効いていますので、結構足長効果は高めです。
ウェストがゴム仕様
意外と便利なのがウェストがゴムで伸縮性があること。
スラックスやジーンズの場合、ベルトと合わせるのがマストになると思いますが、そうなると気になるのが汗。
ベルトって基本的には革素材なので汗を大量にかいたときに、ベルトに汗がべったりつくのは避けたいですよね。
その点ゴムのウェストであればそれをそもそもベルトレスなデザインになっているので、そんな心配も関係なし。
もちろん、着用時わざわざボタンやベルトの煩わしさがないのが楽ちんでいいですよね。
本当のおすすめはショートパンツ
実はシェフパンツってショートパンツバージョンも出ているのですが、私のオススメはこのハーフパンツタイプ。
画像は柄付きですが、無地がもちろん使いやすいです。
おすすめの理由としてはちょうどいいハズしアイテムとしてつかえるから。
やってしまいがちなのはこのパンツにTシャツにサンダルという合わせ方。これは絶対だめ。コンビニに行く服装にしかどう頑張っても見えません。
ディテールを見てもらえればわかるのですが、形としてはスラックスを少し崩したような形ではあるんです。
なのでこのパンツがマッチするのは、上はシャツやポロシャツなどの襟付きアイテム。足元には革靴を合わせて見てください。(革靴は暑いという方はグルカサンダルでOKです)
こうしてあげるだけで、トップスと足元はかなりかっちりした印象ですが、パンツでハズしを入れてあげることができます。
しかもパンツでハズしといっても、スラックスに近い形なので、めちゃめちゃにチグハグなものを入れてるわけではないので、すっきりとまとまります。
たったこれだけでショートパンツの子どもっぽさを一気に払拭できますよね。
まとめ
ということで夏の味方のショートパンツについてのご紹介でした。
以前にユニクロのショートパンツの紹介をしたことがありましたが、本当になんでも合わせられるパンツと考えるとユニクロの方が上手かもしれません。
というのもシェフパンツの場合、デザインに少し特徴がありますからね。
コーディネートは考えなければただただ子供っぽくなってしまします。
とはいえ、だからこそコーデにかっちりハマった時のおしゃれさはシェフパンツの方がおしゃれに見えるんです。
皆さんもシェフパンツを履いてコーディネートをかっこよく決めて見てください。
それではまた、のっちナナオでした。
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